三日坊主のつぶやき -cootanと私  そして める -

愛猫クータンが☆になって  2代目 める と お花の日々
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クータン ありがとう (長文です)

前回の記事をアップしてから、だいぶ間が空いてしまいました(汗)

その間に、みおんと私の誕生日もあっという間に過ぎて行き・・・

自分の誕生日はいいとして、みおんさん、何のお祝いもしてあげなくて、ごめんね。

でも、帰省している間、レオ兄ちゃんにたくさん遊んでもらってるから、いいよね。


もうみおんとレオはすっかり仲間意識が出来つつあるようで、最近ではがっぷり四つでくんずほぐれつしています。

おもに突っかかっていくのはみおんの方からで、多少(かなり?)迷惑そうなレオではありますが・・・(⌒o⌒;




さて、前回は6月28日から7月8日までの帰省でした。



目的は、入院中の父の食事の介助のため。


28日の早朝、家に到着した後、その日のお昼から父にご飯を食べさせるために病院通いが始まりました。

一応完全介護なので、お任せすることも出来なくはないのですが、忙しい看護師さんに任せきりにすると、どうしてもきめ細かな給仕は望めないので、病み上がりの母に替わって行って来たというわけです。


病室に入って、ベッドにいる父を見て、愕然としました。

なんだかすっかり廃人のようなのです(爆)


ずっとぼ~っと寝たきり。

食事のためにベッドヘッドをあげても、まっすぐ座っていることすら出来ないようなありさまで、
「私が誰かわかる?」とか、もうそんなレベルではないのです。

点滴の針が刺さっているところをいじって外してしまうので、手にはグローブをされて、目もうつろ、言葉すら発せない。 みたいな。

このまま寝たきりになって、近いうちに危ないことになってしまうのではないかと思うくらいでした。



行った時には、食べさせ掛けたままのご飯があったので、残りをスプーンで食べさせましたが、調子がいい時でご飯は半分、おかずは7割りくらい。
ただ、そんな時は滅多にありません。

ご飯もおかずも刻み食で、消化が良いように考えてあるのですが、父はスプーンを持つことも出来ない状態で、すべてこちらが口に運ぶのですが、始めは食べていても、途中で口を開けなくなってしまうのです。
そうなると、どんなになだめてもすかしても、ガンとして食べてくれません。

ひどい時にはご飯もおかずも3割行かない時が続いたり。


栄養点滴もしてはいるのですが、とにかく食べさせなくてはと思い、家から父の好きな牛乳やバナナを持って行っても(ちゃんと看護師さんに許可を取って)、食べるのはほんの少し。


ある時など、「ミルク」と催促されたので、慌てて買いに走っても、戻って来るともう飲んでくれなかったり。


ある時は、たった二口くらい食べただけで、「スパシーバ」て・・・(⌒o⌒;

「今日はロシア語の日なんだね~」なんて笑っていたら、急に「ダモイ(帰ろう)」なんてつぶやいてみたり。


お父さ~ん、どこに行っちゃってるの~? どこに帰りたいの~?


最初の1週間はこんな感じで、これからのことが思いやられる状態でした。



父の検査の結果は、心配されていた熱も下がり、点滴で脱水状態も改善され、「単なる摂食不足による脱水と、排尿減少に伴う尿路感染」とのことで、前立腺の腫瘍マーカー値もほんのわずか高いだけで心配はいらないとのこと。


となると、この入院はいつまでしていなくてはいけないのか?

私がいる間は、私が父の食事の介助をするからいいようなものの、帰京してしまったら全部母の肩にかかって来ますし、それでなくても、入院中はお洗濯などは家族がしなければならないので、母の負担が大きくなります。

それだけは絶対に避けたいことだったので、こちらから担当の医師に事情を説明して、可能であれば早めに退院させてもらえるよう聞いてみました。

てか、聞かないと何も言ってくれないし(爆)

いつまで続くかわからない入院というのは、家族にとっても精神的に負担が大きいものなのです。


すると、「翌週まで様子を見れば大丈夫だと思います」とのことで、


助かった~~~


催促してみて良かった・・・(TーT)



となると、次なる懸念は父の状態。

こんな状態で退院しても大丈夫なのだろうか?

グループホームに戻って、そこでやって行けるのだろうか?


脱水状態は改善されたということで、5日目くらいから点滴はしなくても良くなりましたが、ご飯はだんだん食べなくなるし、体力だって低下して、退院しても元の木阿弥になることは目に見えています。

困ったなぁ・・・・ と思っていたその時、あるものが目に止まりました。





ゼリー状にした番茶のカップに添えられていたシリンジ。



懐かしいなぁ・・・

クータンの介護の時に、これで食べさせたっけ・・・・・




・・・・・・・・!!!




そうだよ、これだよ!




で、たまたまその時来てくれた看護師さんに聞いてみました。




「あの~、私、シリンジで猫の強制給餌をしていたことがあるんですけど、人間にはそういうのはダメなんですか?」




いや、猫と人間を一緒にするな、って言わないでくださいね~

こちらとしてはもう藁にもすがる思いというかなんというか・・・(;^_^A

何でも試してみたい!!という心境だったもので。



するとその看護師さん、「大丈夫ですよ。なんでしたら、ご飯だけでもミキサー食にしてもらいましょうか?」と、すぐに給食室に連絡してくれて・・・(TーT)


次の食事から、シリンジでの強制給餌給仕を始めました。


最初はスプーンでチャレンジしてみて、途中口を開けなくなったら、ご飯とおかずを混ぜてシリンジで吸い込んで、父の口元へ。


ダメかなぁというこちらの心配をよそに、父もゴックンゴックン飲んでくれました~(TーT)

嚥下能力は全く衰えていないので、誤嚥する心配もなさそうです。



それからは、食事のほぼ7割位を摂れるようになりました。


すると、人間て、不思議なものですね。

たとえシリンジからであっても、口からご飯を摂れるようになると、だんだん頭もはっきりしてくるんです。

食事の時の体勢もしっかり座っていられるようになって来たり、何を言っているのかはわからないながらも、口数が増えて来たり、起きている時間も長くなってきました。
入院当初は何も出来なかったのが、コップを持って自分で飲もうとしたり、歯ブラシも自分で持って、いい加減ではありますが磨こうとしてみたり。


点滴をしていた時にも、栄養は入っていたはずなのですが、やはり「口から食べ物を摂る」ということがいかに大切なのか実感しました。



そうして、無事退院の日を迎えた時、母が病室に入って来たのを見て、「あ、お母さんか・・・」て!



母も、「私のことがわかったのって、久しぶりよ」と言っていました。

私のことはわからないままのようでしたが、それはま、いっか(苦笑)



グループホームのスタッフの方がお迎えに来てくれたので、シリンジを渡して、「スプーンで食べなくなったら、これで強制給仕してください」とお願いしたら、一瞬ビックリした顔をされましたが、「とにかく、強制的にでも口から食べさせることが最優先なので」とお願いしておきました。

それと、寝ているように見えても、時々起こして水分を摂らせてくれることも。



多分父が入っているGHでは、今までそういうことをしたことがなかったのだと思います。

だから、今回もこういうことになったのだと、その時気が付きました。



水分でも食事でも、確かに自分で自発的に食べるのが理想です。


でも、本人の調子が落ちてそれが出来なくなった時、周りがフォローしてあげなければ、また食べられなくなって栄養不良や脱水症状を引き起こし、再入院ということになるでしょう。


本人の自発性を大切に、という理念はわかりますが、理想は理想として、いかに現実と向き合うか。
それをしていただかないと、同じことの繰り返しになってしまいます。


今回のことは、きっとGHのスタッフのみなさんにとっても、勉強になったと思います。

最近では、GHも、ターミナルケアの領域に近付いて行って欲しいという要請があると、スタッフの方もおっしゃっていましたが、これからも父の状態は進行するでしょうし、こちらからいろいろ申し出た方がいいことも多くなるのかもしれません。


帰京する日、GHに行ったら、たまたまシャワー浴をしていたので様子を見に行くと、スタッフの方に「こんなじい様のために・・・」なんて、お礼の言葉をつぶやいていました。

あ、ちなみに、そのスタッフの男の子(?)、人はいいのですが、尿漏れパッドの当て方が違っていて、私が教えてあげました(爆)

ん~~~、なんだかなぁ。

父が入所しているGHは、認知の状態がそれほどひどくない人たちの施設なので、もしかしたら経験が足りないのかもしれません。
上記のパッドの件は、教育不足の感も否めないと思いますが。





父は、7月6日に退院して、その後はずいぶん調子がいいようです。

ご飯も、自ら食べたりシリンジで食べさせてもらったり、なんとか全量を摂ることが出来ているようです。




それにしても、つくづく思うのは、「クータンの看取りで、いかに多くのことを教えられたか」ということです。

クータンの介護をしていなかったら、シリンジを見ても「強制給餌給仕」なんて思いもつかなかったでしょう。



クータン。

クータンが教えてくれたこと、ママはちゃんと生かすことが出来てるかな。


クータンとのあの時間は、ママにとってとても幸せな時間だったけど、それだけじゃなくて、もっと多くのことを残してくれていたんだね。



クータン。  ありがとう。


クータン。  大好きだよ。







Comment

良かったね~♪
編集
Mayu-☆さんとくーたんの絆があってこそ、お父様の介護にも光を見いだせたのだと思います。
くーたん、空の上からMayu-☆さんに「ママ、頑張って♪」って念を送ってくれてるんだよね♪
2010年07月16日(Fri) 21:14
編集
Mayu-☆さん、お久しぶりです。
ずっと読み逃げになってしまいましたが
ご両親の事、とても心配でした。
介護本当にお疲れ様!!
今回のお父様の症状は、父がやはり脱水で
低ナトリウム血症になってしまった時のと
すごく似ていたので、余計心配でした。
そうそう、「1本の点滴よりひと匙のおかゆ」だったかな?
とにかく口から食べられるようになると
本当に目を見張るように良くなりますね。
本当にクータンがお空の上から応援の力を
送ってくれたの違いありません。
シリンジがそこにあったのは、偶然ではなかった。
そう思うのです。
2010年07月16日(Fri) 21:47
編集
Mayu-☆さん、私、もうあなたに脱帽します。すごい活躍ぶり。
実家と東京とを往復しながら
仕事して
お父上の介抱して
医療関係介護関係の人と交渉して。
ああ、エライ。
暑さが増すこれから、お身体大切に。

それにしても「食べる」ことの大事さよ。
驚きます。
2010年07月17日(Sat) 21:38
★スタルカさん
編集
おはようございます♪
今日も暑くなりそうですね~(;^_^A
東京に戻って来て10日。
やっと気力が戻って来たところです(笑)
と思ったら、また今日の仕事の後、今度は長期で帰省するんですけどぉ(T-T)

いや~、父の介護のことでは、クータンの采配を感じることが多々ありました。
つくづく良く出来たお猫様でした。
20年以上も生きると、ほんとに猫以上の存在になるんですね~
能天気に走り回っているみおんも、いつかそんな風になるのかしら?
なんて親心をよそに、今、ンコしてます~(*`▽´*)

2010年07月18日(Sun) 10:04
★MIHOさん
編集
こちらこそ、ご無沙汰しっぱなしですのに、いつも気にかけていただいて、ありがとうございます(TーT)

MIHOさんのお父様も、同じように体調を崩されたことがおありだったのですね。
年を取って来ると、だんだん体の調節の方もうまく行かなくなってくるみたいですよね。
今度の出来ごとでは、「食べる」ということの大切さを実感しました。
ほんと、「一本の点滴よりひと匙のおかゆ」って、名言です(^.^)

今になってみて、改めてクータンという存在の大きさを痛感しています。
本当に何から何までお見通しで、いろんなことすべてに備えさせてくれてたんだなぁって。
クータンがいなかったら、今みたいな私はいなかったと思いますもん。
母も、クータンにはほんとに感謝しているみたいです。
私も、クータンが満足してくれるように、もっと頑張らなくちゃって思ってます(TーT)
2010年07月18日(Sun) 10:09
★サエコポン
編集
いやいや、フルタイムでデイリーっていう仕事じゃないから、出来ただけのことだよ~
父の介護にしても、実は、今だに出来ないことが一つだけあるの。
ここじゃ書けないけどぉ(⌒o⌒;

そうなの~、今ではもうすっかり兄を差し置いて、私が交渉ごとの全権大使となっておりますσ(^_^;)
母はまだしも、兄まで私を頼りにしているというのが何ともはや(笑)
気の強い妹も、こんな時には役に立つってことだ~ね~
ネゴシエーターMayu-☆と呼んでくださいまし(*`▽´*)

今年はスイカの会はいつ?
いつもお誘いメールに不義理ばっかりしててごめんなさいです~m(__)m
お盆前には帰って来る予定なので、スイカの会はぜひ参加させていただきたく思っとります。
どうぞよろしこ~♡
2010年07月18日(Sun) 10:18
本当に良かった!
編集
ああ 本当に良かったね!安心しました。それにしても、さすがにMayu ちゃん!
何をやっても、凄い!

こんなにしっかりした娘を持って、ご両親も幸せだと思うわ。

クータンとの時間が幸せだったと書いてありましたが、それ以上に幸せだったのは、クータンだったと思います。

これからも色々なことがあるかもしれませんが、きっと乗り越えられると思います。

祈っています。
2010年07月18日(Sun) 10:56
編集
Mayuー☆さんのお父様へのスバラシイ介護と、
どこまでも親孝行でイイ子で可愛いクータンに、目から汗が出っぱなしですよーーっ(ToT)/~~~
クータン、Mayuー☆さんを、これからもお空の上からヨロシクね。
でね…そちらに行ったアマに会ったら、お願い、仲良くしてあげてね。
ちょっと人見しりで、イジイジしたトコのあるコだけど、同じ黒猫さんという事でなにとぞ~。

Mayu-☆さん~
何も出来ませんが、頑張れ~~の応援だけは、沢山させて頂きます。
お体だけはお大事にですよ~。
2010年07月18日(Sun) 22:17
編集
ああ!本当によかった。
明るい話が聞けてすごくハッピーです。

そして。いつもいつも勉強になります。
いつかそのときが来たら、Mayuー☆さんを見習おう。
困ったときは、Mayuー☆さんのブログを見直すって覚えておこう。
って心の中にメモしながら読ませていただいています。
専門の施設だからって、向こう任せにしていたらダメなんですね。
想像力とフレキシビリティの無さを嘆いていてもいい方向には進まない
&こちらから積極的にコミュニケーションを取るべきなんだって、
教えていただきました。

それにしても。シリンジはまさにクータンからのメッセージですね。

ほら、思い出して。
これ、してくれたでしょ。
私も、元気になったでしょ。
ってクータンの声が届いたんですね。

Mayuー☆さん、すごい!クータン、偉い!


自分のことでばたばたしていて、コメント出遅れてすみません。
アメンバー申請、ありがとうございます。
お母様にそんな風に言っていただけて光栄です。よろしくお伝えください。

ますます暑くなりました。ご自愛を!!
2010年07月19日(Mon) 13:43
編集
Mayu-☆ちゃん、お誕生日だったのね。
すっかり忘れてしまっていてごめんなさい。それにミオンちゃんもお誕生日だったのね。重ねておめでとうv-25

ご実家で忙しく大変だったのね。
お父様がMayu-☆ちゃんの機転で、回復なさったこと、本当によかったと思わずうるっとしてしまいました。

くーたんは本当に素晴らしい猫ちゃんだったね。ミオンちゃんもきっとそんな猫ちゃんに育っていくんだと思う。Mayu-☆ちゃんが育ててるんだもん。

今年はお盆の頃は帰省しないので、Mayu-☆ちゃんがこちらにいるとき、是非一度会おうね。

梅雨明けしてセミも鳴かないうちからすごい暑さだけど、自分の体調管理にも気をつけてね。私は風邪ひいちゃったー^^;
2010年07月19日(Mon) 17:25
編集
からたち→くちなし ありがとうございましたぁ~って今頃すみません。e-465

なんだかなぁ 最後のクータン。ありがとう。大好きだよ。 で、ぐぐっと来ちゃいましたね。(ウルル)

猫さんとの暮らしの中で、得るもの、経験するもの、学ぶもの・・・こんなに沢山あるとは思いませんでした。
最近、動物を飼おうかなって話しを聞くと
是非、猫にしなさい!と勧めています。(笑)


お父様も良い方向に回復されて何よりです。
Mayu-☆さんのブログでは、いつも明るく語ってますが実際は体力etc・・・使うんだろうなって思いました。

みおんちゃんもレオくんもお互い相棒になりつつあるようで、少しは寂しくなくなったかな?


これから暑い日が続きますので元気つけましょうね!!!(ふぁいとっ オー♪)
2010年07月21日(Wed) 18:55
編集
Mayu-☆さん、ご無沙汰してました<m(__)m>

久々おじゃましたご挨拶はともかく、ほんとに良くやってるよね!!
感心するばかり~!!
今回はクータンの介護がこんな形で生かされたのね。
それを生かしているMayu-☆さんが偉いって事なんだけど。
クータンがくれたものって、ほんとにほんとに大きかったんだな~って思います。
2010年07月26日(Mon) 11:48
編集
一重ちゃん、だまごんさん、saharaさん、佳江さん、ウニノコさん、Mintmama!、コメントありがとうございます。
長いことレスもしなくてごめんなさい。

おかげさまで母の体調も戻りつつありますし、父も何となく精神状況が上向きかなぁという感じです。
今回の帰省でも、そら~も~本当にいろんなことがてんこ盛りにありました(笑)
これでしばらくは落ち着いてくれるといいんですけどね。

私も元気出してがんばらなくちゃ~
2010年09月02日(Thu) 22:43












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